CBDについて知る

CBDについて知る

CBDの抽出方法

麻からCBDを抽出する

市場には様々なCBD製品が流通していますが、それらすべてに共通して言えるのは、「大麻草もしくは産業用ヘンプから抽出された成分をベースに作られている」ということです。
現在日本国内で認可されているのは、大麻草やヘンプの茎と種子の部分を加工して作られた製品のみです。そのため、大麻草やヘンプの花や穂先の部分を吸入するといった方法を取ることは出来ません。

大麻草やヘンプといった植物の茎と種子から、どのように成分を抽出して製品化しているかというのは、製品選びの段階で非常に重要なポイントです。というのも、抽出方法を知ることで「より安全性の高い製品を選ぶこと」・「加工段階で成分が失われていない製品を選ぶこと」が可能となるからです。
大麻草および産業用ヘンプから成分を抽出する2つのメジャーな方法について解説していきます。

アルコール抽出

特殊で大掛かりな機械が不要で、生産コストがかからないこのアルコール抽出は、CBD抽出の最もメジャーな方法として世界中多くのメーカーが採用していました。
原料となる麻を細かく裁断し、エタノールやイソプロピルアルコールを主原料とした溶剤に漬けこみます。すると、麻に含まれる成分が液体に溶けだしてきます。成分が十分に溶けだすまで放置した後に溶剤であるアルコールを取り除くことで、麻の成分だけを残すという方法がこのアルコール抽出です。アルコールを除去する際には、液体を加熱して蒸発させるという方法がとられます。
完成したコンセントレートは、そのままであればフルスペクトラム製品となりますし、沸点の違いを利用して蒸留を繰りかえすことで、単体で成分を抽出していくことも可能です。

メリット

特殊な機械を必要とせず、製造工程も高度な技術を伴わないため、低コストで生産できる。
溶剤となるエタノールやイソプロピルアルコールも比較的低価格で仕入れることができるので、運転コストが抑えられる。
結果として売価を下げることができる。

デメリット

高温にしてアルコールを飛ばす際や、蒸留を繰り返していく段階で高温となり、カンナビノイド一部失われる可能性が高い。
溶剤として使われたアルコールが、成分として残留する可能性がある。

超臨界CO2

上記のアルコール抽出のデメリットである「残留溶剤」という点をカバーするべく導入されたのが、この超臨界CO2抽出です。当初、初期投資がかなりかさむこの抽出方法を採用する業者はあまり多くありませんでした。しかし、製品の安全性を重視する声が世界的に高まったことで、この方法を採用し安全性の高い製品を製造することに積極的なメーカーが増えてきました。

製法としてはアルコール抽出と似ていますが、使われる溶剤が二酸化炭素(CO2)であることが最大の特徴です。二酸化炭素は、通常は気体もしくは個体(ドライアイス)として存在しますが、圧力と温度を調整することで液体としての状態を維持することができます。
液体化した二酸化炭素に、麻を入れて成分を抽出し、温度と圧力のポイントをずらすことで二酸化炭素を再度気体に戻し除去していくという流れです。
この方法では、完成した抽出物に液体化した二酸化炭素が残ることはありません。また、二酸化炭素が液体化するポイントとなる温度が31度前後ですので、抽出工程で高温にする必要がなく、熱に弱い植物性の成分を壊す心配もありません。

メリット

残留溶剤の心配がない。
低温での抽出が可能なので、成分が破壊されるリスクが低い。

デメリット

高額な機械や専門のラボが必要となることに加え運転コストもかさむ。
売価が高めに設定される傾向にある。

抽出方法の選び方

今回紹介した2つの抽出方法以外にも、あまり数は多くありませんが、ブタン(BHO)やプロパン(PHO)といった溶剤を使って抽出する方法で作られたCBD製品もあります。これらは他の溶剤よりはるかに安価で取引されているので、製造コストを抑えるのにはうってつけです。しかし、これらの炭化水素化合物を溶剤とする方法にも残留溶剤のリスクが伴うことに加え、残留していた時に人体にあたえる有毒性が高いことから近年ではあまりメジャーではありません。

残留溶剤のリスクもなく成分をそのまま生かすという意味でも、安全かつ高品質な製品をつくれる超臨界CO2が現在のところ一番適した抽出方法と言えます。

しかし、アルコール抽出やその他の抽出方法が必ずしも悪いということでもありません。
抽出技術や検査ラボの精度が上がっていますので、ラボの結果をきちんと提示してくれるメーカーであれば過剰な心配をする必要もないでしょう。

まとめ

大麻草(麻・ヘンプ)から成分を抽出する方法は、一つではありません。近年では、安全性の高い製品の人気が高まっていることを受けて、超臨界CO2抽出を採用するメーカーや、複数のラボに検査を依頼して安全性を提示するメーカーが増えてきています。
体内に取り込むものですので、安全性という点で納得し安心して利用できるものを選びましょう。

お問い合わせ
CONTACT

ページのトップへ