ペットについて学ぶ

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ペットにリンスやトリートメントは必要?

トリミングサロンを利用せず、自宅でペットのケアをする人が増えてきています。自分の家でペットにシャンプーをする際に、リンスやトリートメントは必要なのでしょうか?
リンスやトリートメントの効果を知り、必要性の有無を考えてみましょう。

ペット用リンス・トリートメントとは

ペット用のリンスやトリートメントも、人間の髪の毛用のものと基本的な効果は同じです。内部への浸透を考えた成分構造となっているかどうかの違いで、毛のキューティクルを保護し水分量や質感をコントロールすることで仕上がりを良くするためのケアアイテムだと考えましょう。

具体的には、リンスやトリートメントを使うことで被毛の乾燥や静電気を防ぐことができます。 また、毛が絡まって毛玉となることを防ぐ効果も期待できるでしょう。皮膚や被毛の保湿効果を目的としてビタミンを多く配合しているものや、天然の保湿成分が配合されているものも人気となっています。
見た目の仕上がりを良くするという効果だけでなく、ペットの被毛や皮膚の健康を守るという意味でもリンスやトリートメントは大きな役割を果たしてくれます。

リンスやトリートメント以外にも、入浴後やブラッシング時に使えるケア用オイルなども売られています。基本的にはリンスやトリートメントと得られる効能は同じで、被毛や皮膚の保護や保湿を目的としています。

シャンプー時にはセットで使うとよい

リンスやトリートメントを使うメリットは、仕上がりの審美性だけではありません。被毛や皮膚の健康維持に高い効果が期待できるので、シャンプー時にはセットで使ってあげると良いでしょう。

動物の被毛は一本一本が皮脂でコーティングされています。そのためシャンプーをすることでこのコーティングがとれてしまい、乾燥による広がりや毛の絡まりが起こります。特に長毛種は被毛の乾燥に注意が必要です。一度とれてしまった皮脂も時間の経過と共にまたコーティングされるのですが、乾燥した毛には汚れが付着しやすくなるため、またすぐにシャンプーをすることになり再度皮脂を落とすことになってしまうという悪循環が生まれてしまいます。
また、人間と違い肌が大量の被毛で覆われている動物は、人間よりも皮膚が薄くダメージを受けやすい構造となっています。そのため、シャンプーの洗浄成分による刺激で皮膚そのものにも乾燥が起きることが分かっています。皮膚が過度に乾燥すると、かゆみ・脱毛・肉球のひび割れといったさまざまな皮膚疾患が発生します。

これらのトラブルを防止するために、リンスやトリートメントは非常に有効です。 トリミングサロンの多くは、シャンプー後にこれらのケアを取り入れています。又、自宅でペットを入浴させる際には、シャンプー後のケアをしっかりとするよう推奨している獣医師も多いです。
リンス・トリートメント・オイルを全部使う必要はなく、シャンプーにコンディショナー成分が含まれているものであればそれ1本で問題ありません。リンスやコンディショナーを別途使用する際には、トリートメントやオイルとの併用は必要ありません。被毛や皮膚を保護するために、どれかひとつケア用品を取り入れてあげることが推奨されます。

人間用での代用はNG

人間の髪の毛用に販売されているリンスやコンディショナーをペット用に使うことはペットにとって良いことではありません。動物は強い香りを嫌う傾向にありますので、香料の多い人間のヘアケア製品を使うことで匂いのストレスを与えることにも繋がります。

また人間と動物とでは、皮膚の構造・酸性度が異なります。そのため、人間には低刺激で良いとされている製品でも動物にとっては刺激が強く被毛や皮膚にダメージを与えてしまうことがあります。
これは、動物同士でも同じことが言えます。犬用の製品は犬の肌質や汗のかきかたなどに合わせて作られていますので、猫やウサギといった別の動物には適しません。自分の飼っているペットに合わせたケア用品を揃えてあげるようにしましょう。

シャンプー後には保湿ケアを

汚れや匂いを落とし、身体を清潔に保つために、シャンプーの使用は非常に効果的です。しかし、人間よりも薄くて敏感な肌を持つ動物たちにとってシャンプーは被毛や皮膚へ大きな刺激を与えてしまいます。
乾燥ダメージから守るために、シャンプーをしたあとにはリンスやトリートメントを使って皮膚や被毛の保湿ケアをしてあげましょう。

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