プロテインについて学ぶ

プロテインについて学ぶ

身体を大きくするプロテイン

筋肉をつけてがっしりとした厚みのある身体を目指すことを「身体を大きくする」と表現します。成長期に身長を伸ばすという意味ではなく、大人が筋肉をつけて身体を大きくする際に最適なプロテインについて解説していきます。

身体を大きくするとは

ここでいう「身体を大きくする」とは、英語でウエイトゲイン・ウエイトアップ・バルクアップと表現されます。子供が大きく成長するという意味ではなく、大人がガッシリとした厚みのある身体を作ることを指して使われる言葉です。※1
元々はボディービルダーや体重で階級が変わるスポーツをするアスリートなどが使う言葉でしたが、近年では一般にも浸透してきています。

身長は成長期の子供の骨に存在している骨端線という部分が成長することで伸びていきます。子供のうちは軟骨のように柔らかいのですが、大人になるとこの部分は他の部分と同じように固い骨となってしまうので伸びることはほとんどありません。他にも、栄養素や睡眠・ホルモンバランス・遺伝など身長に関しては様々な要因が関係しているとされていますが、一般的には成長期を過ぎた人の身長が伸びる例はほとんどなく、非常に難しいとされています。※2
そこで後天的に大きくすることができる身体の部位として挙げられるのが「筋肉」です。筋肉は大人になってからでもトレーニングをすることで肥大化させることができます。身体の筋肉を鍛えることで同じ身長でも、肩幅や身体の厚みに違いが生まれ身体を大きく見せることができます。

身体を大きくするプロテインの特徴

身体を大きくしたい人向けのプロテインは、各種メーカーから数多く発売されています。たんぱく質をとるという意味では他のプロテインと同じですが、健康的に体重を増加させるための工夫がされています。

1つ目の特徴として、糖質が多く含まれています。糖質は消化の過程でブドウ糖に変化します。ブドウ糖はさらにグリコーゲンという物質に変化することで身体を動かすエネルギーとなります。※3
しっかりとエネルギーをとらずに身体を動かしてしまうと筋肉を分解して身体を動かすエネルギーを作りだす働きが起こるため、筋肉を大きくしようとする気持ちとは反対に筋肉の減少作用が起こってしまうのです。※4 
これを異化(カタボリック)と呼びます。筋肉を修復するために壊すというハードな筋肉トレーニングを行うためには、多くのエネルギーが必要ですので、カタボリックが起きないよう糖質をしっかりと摂取することが重要です。

2つ目の特徴は、筋肉トレーニングの効果が出やすいとされるホエイプロテインなど動物性のプロテインが使われていることです。動物性タンパク質は必須アミノ酸が多くそしてバランスよく含まれています。筋肉の合成に強い働きかけを行うバリン、ロイシン、イソロイシンも豊富です。
また、植物性と比べて動物性たんぱく質の方が早く吸収されます。消化吸収の効率に優れているため、筋トレで破壊された筋肉に素早く栄養をとどけ効率よく修復させうることができるのです。これらの理由から、筋力アップを目指す人には動物性たんぱく質、特にホエイたんぱく質が向いているといわれています。

運動との併用がポイント

身体を大きくすることを目的としたプロテインは、多くのたんぱく質とエネルギーを摂取することができる太るための仕様で、運動と併用しないことには、十分な効果を発揮することができません。エネルギーとして消費されなかった糖質は、中性脂肪として蓄積するので、脂肪がついた不健康な太り方となってしまうので注意が必要です。※5
しっかりとした運動と並行して使うことが、身体を大きくするプロテインの重要なポイントであることを覚えておきましょう。

飲むだけで多くのプロテインとカロリーを摂取できるので、食が細い人や高カロリー・高たんぱくの食事メニューを考えるのが手間だと感じる方におすすめです。普段の食生活にプロテインを追加するだけで、効率よくたんぱく質とエネルギーを補給することができます。

たんぱく質の働き

筋肉とは、筋繊維という繊維束が集まったものです。この繊維1本1本を太く強くすることで、筋肉が肥大化して厚みのある身体ができあがります。
筋肉を使うことで、一度筋肉が壊れます。身体は壊れた筋肉を修復する際に、元の状態よりも強く壊れにくくしようという働きをするため、このサイクルを繰り返すことで自然と筋繊維は太く大きくなっていきます。

筋肉を再度合成(修復)する際に必要なのが「たんぱく質」です。身体を作る最重要栄養素とも呼ばれるたんぱく質は、筋肉の主成分です。筋肉は水分を除くと80%以上がたんぱく質から構成されているため、たんぱく質がないことには筋肉は修復されず肥大化させることができません。※6
筋肉を壊して修復するという行為を繰り返していくためにも、筋肉が必要とする十分な量のたんぱく質を摂取していくことが大切です。

まとめ

身体を大きくするためのプロテインは、たんぱく質と糖質(カロリー)の塊といってもよいでしょう。強めな運動と併用しないことには、摂取したたんぱく質と糖質は脂肪として蓄えられてしまうため、筋肉質な身体ではなく肥満体形になってしまいますので注意が必要です。
筋肉は後天的に成長させることができる身体部位ですので、しっかりとたんぱく質や糖質を補った上でトレーニングすることで厚みのある大きな身体を作りだすことができます。
身体を大きくしたいという方は、専用のプロテインを選んで効率よく筋肉を付けていきましょう。

《参考文献・サイト》
※1 How to Bulk up Fast|how to beast

※2 身長が伸びる仕組み|すくすくのっぽくん

※3 炭水化物・糖質|厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

※4 たんぱく質は毎回食事で摂りましょう|日本介護予防協会

※5 肥満と健康|厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

※6 バルクアップ(筋肥大)|日本パワーリフティング協会

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