プロフィール
里 洋平 氏
「株式会社VillageAI」代表取締役。鹿児島県種子島出身。ヤフー株式会社で推薦ロジックや株価の予想モデル構築などの分析業務を経て、株式会社ディー・エヌ・エーで大規模データマイニングやマーケティング分析業務に従事。著書：「したっぱエンジニア、経営に成功して億万長者になる」「ビジネス活用事例で学ぶ データサイエンス入門」等。
株式会社VillageAI
2021年8月、故郷である種子島に株式会社VillageAIを設立。「故郷を豊かに」というミッションを掲げ、AIを駆使したデータ分析事業を核として、種子島を盛り上げていく活動を行っている。
安納芋プロテインOEMで故郷を活性化
――株式会社VillageAI は、データを使ってビジネスをサポートしたデータ分析事業のパイオニアとして、地域活性化事業にも力を注がれていますが、どうしてプロテ美人を作ろうと思ったのでしょうか？
里 洋平氏（以下、里氏）：VillageAIのビジョンは、故郷の種子島をもっと豊かにすることです。種子島の名産品を加工し販路を広げ新しい産業を生み出すことで、雇用の機会や経済効果を高めたいと思っています。
そのために、イベント開催など様々な活動を通して地方に貢献しており、その一環で始めたのが種子島産安納芋プロテインプロジェクトです。安納芋は蜜芋とも呼ばれ、蜂蜜のような甘さが特徴で、安納芋はその美味しさから大きな人気を集めており、島外の菓子店や加工工場に卸されています。
万人から愛される安納芋を利用し今までの焼き芋やお菓子以外で、もっと日常に根付くような製品を作ろうという発想から生まれたのが、現代人の課題でもあるタンパク質などの栄養不足を改善する安納芋プロテインでした。
私たちが毎日摂取しなければならない必要な栄養素を食事だけで補うのは、大変難しいことです。健康な生活を送るために日常生活にプロテインをプラスすることが理想的ですが栄養だけでなく美味しさにもこだわった毎日飲みたくなるプロテインをOEM製造したいと考えました。
故郷である種子島の安納芋の甘さや美味しさをプラスしたら、お子様からご年配の方まで手にとってもらえるプロテイン製品になるのでは、そして安納芋プロテインが地域創生に繋がるという期待から、プロテ美人が生まれました。
才賀喜左衛門さんとの出会いについて
―今回OEM製造のご依頼で製品化したプロテ美人は、キックボクサーの才賀紀左衛門 氏(以下、才賀 氏)とのコラボ商品です。才賀 氏との出会いについてお聞かせいただけますか。
里氏：日々のデータ分析業務や趣味のお酒もあり、長い間運動不足に悩まされ続けていました。そんな時期に知人からの紹介で才賀 氏と出会いました。
才賀 氏は、皆さんがご存じの通りプロキックボクサーです。体づくりを資本としている才賀 氏から、タンパク質などの栄養素がどれだけ大切か、プロテインのサポート・リカバリー力の素晴らしさを学び感銘を受けました。
今回、製品化したプロテ美人も才賀 氏にアドバイスを頂きながら、プロテインOEMで実績のある武内製薬さんと開発いたしました。
小ロットも可能！プロテインOEM製造を武内製薬に決めた理由
―― プロテインOEM製造サービスを提供する企業がたくさんある中で、武内製薬を選ばれたポイントがあればお聞かせください。
里氏：プロテインOEM製造業者の候補は複数あり、プロテインOEM製造検索で出てきたものは全て問い合わせたと思います。10社ほど問い合わせた中で感じたのは、武内製薬さんはレスポンスの速さと、対応の丁寧さをとても感じられました。しっかり向き合ってくれる武内製薬さんとであればプロテ美人を開発できると思い、プロテインOEM製造は武内製薬さんに選定させていただきました。
リーガル手続きや流通も武内製薬だから安心できた
―― 今回OEMをご依頼する上で、不安だった点はありますか？
里氏：原料となる安納芋パウダーの入手先はあるのか？これが一番不安でした。種子島産である証明書が必要等など不安要素はありましたが、武内製薬さんは流通ルートのノウハウもしっかりされていたので、早い段階で安心してお任せすることができました。
試作品にもクオリティの高さが表れる
―― 何度か打ち合わせを経て、プロテインの試作品を武内製薬から送らせていただきました。プロテイン試作品のクオリティはいかがでしたか。
里氏：最初の試作段階でかなりクオリティの高いプロテインが出来ていたと思います。あとは、安納芋の風味やプロテインに求める栄養素の細かい調整を進めていきました。
プロテ美人現在の売上状況について
―― 少し踏み込んだ質問になりますが、現在のプロテ美人の販売状況はいかがでしょうか。
里氏：2022年3月15日にプロテ美人プロジェクトのクラウドファンディングを実施しました。結果は、開始1日で目標金額の100%(100万円)を達成するなど、有難いことに大盛況となりました！今後はECサイトなどを制作し、そこでもプロテ美人を販売展開していく予定です。
プロテ美人で止まらないVillageAI今後の展望
―― 里さんは鹿児島県の種子島ご出身です。地元を絡めてやってみたいことや、事業を大きくしたいなど、今後のVillageAとしての展望はどのようにお考えでしょうか？
里氏：種子島の人口が減ってきているので、今回のOEM安納芋プロテイン以外にも、多くのプロジェクトを進めていく予定です。VillageAIとして利益をあげ、雇用を創出しより種子島に来てもらいやすい環境作りに貢献したいのです。また、元々考えていた事ですが、種子島からデータサイエンティストを育成・輩出していけるように企業活動を行うつもりです。
これからOEM製造を検討している方へアドバイス
―― 今後OEMを検討している方にアドバイス等ございましたら、お願いいたします！
里氏：武内製薬はレスポンスが早くて、対応も丁寧。何より無茶ぶりへの対応力がすごいです！OEM製造で実績がある武内製薬さんに頼むのが一番です！
本日は貴重なお時間をいただきまして、本当にありがとうございます！今後ともよろしくお願いします。
里氏：こちらこそありがとうございました！
