ワックス剤
ハードワックス/ノンストリップワックス
肌に塗布した後、ワックス自体が硬化し、ストリップシート(不織布)を使用せずに脱毛できるタイプのワックスです。缶タイプのものや粒状のもの、ブロック状やクラッシュ状のものがあります。主たる原料はロジンですが、天然ロジンを配合しないアレルギーフリーロジンエステルで作るものや米ぬかワックスを配合したライスワックス、酸化チタンを配合した低融解なワックスなど、原料により使用感は大きくことなります。
ソフトワックス/ストリップワックス
肌に塗布した後、ストリップシート(不織布)を使用して脱毛するタイプのワックスです。缶タイプのものと、カートリッジタイプのものがあります。カートリッジは、専用のハンディウォーマーに差し込み、温めながら使います。
シュガーワックス/ハニーワックス
肌に塗布した後、ストリップシート(不織布)を使用するもと使用しないもの、両方のタイプがあります。砂糖やハチミツが主成分のため、シュガーワックスやハニーワックス、欧米ではシュガーぺイストと呼ばれています。基本的には口に入れるもののみを原料にしているため、肌への負担が少なく、特にアジア圏で好まれるワックスです。
プレ/アフタージェル・ローション
プレローション
ワックスを塗布する前の肌から余分な皮脂や汚れを取り除き、ワックスがのりやすくするために使用するものです。
アフタージェル/ローション
ワックス脱毛後には毛穴が開き、肌が非常に敏感な状態になっています。そのような状態の肌を保護するため、炎症を予防し肌を鎮静するのに使います。
スパチュラ
温めたワックスをすくい取り、肌に塗布する際に使用します。使い捨てのウッドスパチュラや、消毒して何度も使えるプラスチックスパチュラ、ステンレススパチュラがあり、サイズも多種あります。
ストリップス
ストリップタイプのソフトワックスに使用する不織布ペーパーです。一見同じように見えるストリップスでも、不織布の成分構成や厚み、カラーなど、多種あります。
ヒーター/ウォーマー
プロサロンでは温めて使うウォームワックスを使用するのが一般的です。ワックスは専用のウォーマーで温めて使用します。ウォーマーにも種類が多種あり、デザインや使用用途によって選びます。