世界で一つだけの入浴剤を作りたい、自社ブランドのイメージに合う入浴剤を開発したいなど、OEMなら製造設備や処方ノウハウがなくてもコンセプトに合わせた原料、香りのオリジナル入浴剤を開発することが可能です。
OEMで入浴剤を開発する際のポイントや入浴剤の種類をご紹介します。
OEMで製造可能な入浴剤の種類
入浴剤といっても、種類により使い方や特徴が異なります。入浴剤の種類ごとの個性を知っておくことで、どんなオリジナル入浴剤をOEMで開発するか、知識があることで、より理解が深まります。
粉末入浴剤
王道の入浴剤といえば粉末入浴剤です。固形の入浴剤と比較して、お湯に溶けやすく、湯冷めしにくい点が人気です。OEMで入浴剤を開発する際、さまざまな成分や香り、色を配合することが可能で自由度の高い入浴剤です。
また入浴剤のOEMのなかでも費用コストを下げて製造できるのも粉末入浴剤を選ぶ大きなメリットです。
発砲タブレット
バスタブに入れるとお湯に反応して、シュワシュワと炭酸水のように泡を立てて溶けて、人工炭酸泉を作り出すタブレット形状の発砲タイプの入浴剤。炭酸ナトリウムにより血行促進やリラックス効果が期待されています。
バスボム
立体的で見た目にも可愛いバスボムは、炭酸水素ナトリウムとクエン酸の化学反応により、弾ける泡とともに香りが広がるのが特徴です。バスボムはを溶けていく様子をSNSにアップする人も多く、とくに女性やお子さまに人気です。
バスソルト
バスソルトに含まれるミネラル成分により、肌にうるおいを与える、末梢神経の血行を促進するなど美容と冷え性対策としても人気の入浴剤です。
バスリキッド
液体タイプのバスリキッドは、バスオイル、バスミルク、バスエッセンスとも呼ばれています。オイル成分との相性もよく保湿効果などスキンケアを目的とした入浴剤をOEM開発するのにおすすめです。
OEMで開発製造する入浴剤のタイプや成分は？
OEMで入浴剤を開発するなら、コンセプトに合わせた入浴剤の種類を選ぶことから始まります。
美容やリラックスを目的とするのか、冷えや肩こりにお悩みの人をターゲットにするのかで、OEMで開発する入浴剤の種類が決まります。
無機塩類系
無機塩類系(ミネラル系)は、保温、洗浄が特徴の一般的な成分です。幅広いターゲット層から人気が高い温泉由来成分に配合されることが多く、湯冷めがしにくいというメリットがあります。
炭酸ガス系
シュワシュワと発砲をする炭酸ガス系(有機酸系)は、炭酸水素ナトリウムとクエン酸などを組み合わせた化学反応により炭酸ガスを発生させます。
炭酸ガスの効果によって、身体を温めます。疲れが溜まっているときにおすすめです。
生薬系
生薬系(薬用植物系)は、医薬部外品に該当します。入浴剤のコンセプトに合わせた生薬を配合します。ショウキョウ(ショウガ)、艾葉(ヨモギ)、バンショウ(トウガラシ)、桂皮(シナモン)等、さまざまな種類があります。
酵素系
パパイヤに含まれているパイン等が、タンパク質分解酵素として、配合されます。ミネラルを含む無機塩類系と組み合わせることが多く、肌に付着した細かな汚れや角質ケアにおすすめです。
スキンケア系
無機塩類に保湿成分を配合した入浴剤や、さらに高い保湿や美容効果を求めたバスリキッドタイプの入浴剤。
クール系
暑い夏やじめじめした梅雨時期、朝に目を覚ますために爽快感を求めている人に人気のクール系はミント、ハッカなどのメントール成分を配合することで、爽快感を得られるのが特徴です。
OEMならオリジナル入浴剤の選択肢が広い
入浴剤のOEMで選べつるのは、入浴剤の種類や成分だけではありません。売れる入浴剤をOEMで開発するのなら、香りや色も欠かせません。
オリジナルアロマフレグランスの調香や、理想の香りの再現、コンセプトに合った湯色など、こだわりの入浴剤を設備投資なしで開発、製造できるのはOEMの最大のメリットです。
入浴剤の最小ロットやOEM費用コストはどのくらい？
ノベルティーとしても人気の高い入浴剤ですが、季節に合わせた複数種類の入浴剤の開発を考えている、など、在庫を過度に抱えないためにも入浴剤の最小ロット数は、気になるところです。
入浴剤のロット数が小ロットであるほど、OEM費用コストは下がりますが、利益を考えた上でロット数を考えることも大切です。OEMで入浴剤を開発、製造する際には、最小ロット数と費用コストがどのくらいなのか確認しましょう。
NMNやCBD配合の入浴剤もOEM開発可能
入浴剤は雑貨だと思われがちですが、入浴剤の種類や期待する効果によって、化粧品、医薬部外品、雑貨に分類されます。
OEMメーカーによっては、雑貨しか製造できないこともありますが、武内製薬では化粧品、医薬部外品のOEM開発、製造が可能なため、入浴剤にNMNやコラーゲン等の美容成分やCBDを配合した高品質な入浴剤を開発することができます。
個人事業主の方のOEM開発も全力でサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。
