いつまでも美しくありたい、若々しくありたいと願う人々から注目を集めているヒト幹細胞。OEMでヒト幹細胞を配合した幹細胞コスメを開発、製造したいというご要望が多くあります。
ヒト幹細胞はを一言で説明すると、新しい細胞の生まれ変わりや再生を促進してくれる細胞のことです。OEMではヒト幹細胞を配合した、アンチエイジング化粧品が大変人気です。
幹細胞にはどんな種類があるのか?幹細胞コスメに期待されている効果など、幹細胞についてご紹介いたします。
ヒト幹細胞とは?分かりやすく教えて
幹細胞コスメとして効果の高さから使用されているのが、ヒト幹細胞です。ヒト幹細胞は、もともと再生医療や美容の分野で注目を集めていました。幹細胞については、まだすべてが解明されていませんが、ヒト幹細胞が配合された化粧品を使うことによって、よりよい肌の状態に導かれることが期待されています。
幹細胞は、私たち人間の身体のなかにも存在しています。私たち人間の身体は60兆個を超える細胞によって作られていますが、その細胞を作り出しているのが幹細胞です。幹細胞が細胞を作り出し、細胞が集結し私たちの身体を作り上げているのです。
幹細胞は、自己複製機能と文分能の二つの能力があります。例えば血液を作る細胞は、複製や分化しても血液を作る細胞にしかなれませんが、幹細胞は、他のどんな細胞にもなれるというのが大きなメリットです。
そのため、幹細胞を医療に応用し、損傷した組織やダメージを受けた臓器を再生することが期待され、IPS細胞、胚性幹細胞(ES細胞)、生体幹細胞など、再生医療として注目を集めています。化粧品にヒト幹細胞を配合することで、肌に美容成分を与えるだけでなく、自分の肌の細胞がヒト幹細胞によって活性化されるというのが、ヒト幹細胞が人気な理由です。
幹細胞の種類は?3つの種類の特徴
幹細胞には、ヒト幹細胞、植物幹細胞、動物幹細胞の3種類があります。
それぞれの特徴や違いを比較してみましょう。
ヒト幹細胞
ヒト幹細胞は、文字のごとく、ヒトの細胞から採取した幹細胞です。ヒトの皮下脂肪から採取しています。ヒト由来であるため、安全性と親和性が高いことから、再生医療や美容において使用されています。
植物幹細胞
アルガン、リンゴ、カミツレなど細胞を再生する力のある特定の植物から採取した幹細胞を植物幹細胞としています。
抗酸化作用、保湿作用。
肌のうるおいをキープし、キメを整え、ハリや弾力効果に期待。
動物幹細胞は、人間の幹細胞と構造が似ている羊、豚、馬の動物の胎盤から採取された幹細胞です。
動物幹細胞は、アレルギーリスクが高く安全性が確立されていないことから、日本では流通していません。
幹細胞培養液とは?
幹細胞と幹細胞培養液(かんさいぼうばいようえき)は、同じものと思われがちですが、全く異なります。幹細胞培養液は、幹細胞を培養した際にできる培養液で、細胞そのものではありません。幹細胞培養液には、幹細胞から分泌された成分が多く含まれています。
幹細胞培養液は、化粧品のなかでも特にアンチエイジング効果を期待した商品に配合されています。化粧品に使用される幹細胞は、幹細胞培養液が使用されていると考えていいでしょう。
幹細胞培養上清液とは?より高い効果に期待
幹細胞養上清液(かんさいぼうじょうせいえき)は、幹細胞を培養した後に幹細胞を取り出し、滅菌処理を行った際にできる上澄み液です。幹細胞培養液にはさまざまな成分が含まれていますが、そのなかでも、サイトカインと呼ばれるタンパク質が多く含まれた幹細胞養上清液は、幹細胞培養液よりも効果が期待されています。
抗炎症作用、細胞修復促進作用、細胞成鳥作用などの因子が含まれている。
TGF-1、TGF-β、TGF-α
ヒト幹細胞って誰の細胞?危険って本当?
誰か知らない人、他人の細胞を使用した化粧品は気持ちが悪い。と思われる人もいるかも知れませんが、ヒト幹細胞がヒト由来だからといって人の細胞がそのまま使用されているわけではありません。
化粧品に配合されている幹細胞、幹細胞コスメと呼ばれるものには、幹細胞そのものが入っているのではなく、幹細胞を培養した際に生じる幹細胞培養液や、幹細胞培養上清液が配合されています。
厚生労働省が定めた厳しい基準に従って生成された、幹細胞培養液、幹細胞養上清液が化粧品に使われているので、安心して幹細胞化粧品を使用できます。
また、ヒト幹細胞を配合した化粧品でガンになる。危険だ。という噂もありますが、幹細胞を使用した再生医療などの医療技術において、ヒト幹細胞を使用したことで、細胞がガン化するということは、今のところないといわれています。
OEMで幹細胞コスメを開発するならどれを選べばいい?
OEMで幹細胞コスメを開発、製造するならヒト幹細胞を活用した、幹細胞培養液、幹細胞培養上清液、植物幹細胞培養液のどれを選べばいいのか悩まれる人も多いでしょう。それぞれに特徴が異なるので、OEMで製造したい幹細胞コスメのコンセプトや費用コストを比較して検討するのがおすすめです。
アンチエイジング効果を期待するならヒト幹細胞培養液
私たち人間の細胞にはレセプターというカギ穴のような部分が表面にあります。ヒト幹細胞培養液には、カギとなる成分が多く含まれており、レセプターに合致することで細胞が活性化されます。
ヒト幹細胞培養液を配合した化粧品を使用することで、真皮幹細胞が活性化し線維芽細胞が発生することで、若々しい弾力のある肌に欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸が増加することが期待されています。
より高い効果を期待するなら純度の高い幹細胞培養上清液
アンチエイジングや美肌により高い効果を期待するなら、ヒト幹細胞培養液よりも高純度のサイトカインを多く含んだ幹細胞培養上清液がおすすめです。
ヒト幹細胞培養上清液には、近くの細胞や組織に対して結びついて作用が拡大していくパラクライン効果があることから、ヒト幹細胞培養液以上の高い効果を期待することができます。
OEM費用を低コストで抑えるなら植物幹細胞培養液
植物幹細胞培養液をOEMの幹細胞コスメに使用する最大のメリットは、幹細胞培養液や幹細胞培養上清液と比較して、OEM費用を低コストに抑えることができることです。
しかし、幹細胞の効果を感じられる幹細胞コスメをOEMで製造したいのであればヒト幹細胞を活用した、幹細胞培養液、幹細胞培養上清液がおすすめです。
アンチエイジング化粧品のOEMは幹細胞コスメがおすすめ
アンチエイジング効果が高いと注目されている、幹細胞についてご紹介させていただきました。武内製薬では、厚生労働省の定めた基準をクリアしたヒト幹細胞を活用した幹細胞コスメのOEMを受託しています。
アンチエイジング化粧品のOEM開発、製造実績から、最適な処方をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。