CBDについて知る

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ADHD治療にCBDが期待される理由とは?

CBDがADHDの治療に効果を発揮するという研究データは、世界的にも有名です。
ADHDという病気の基礎知識からCBDが有効であるとされる理由まで分かりやすく解説していきます。

ADHDとは

ADHD(attention deficit hyperactivity disorder)とは神経発達症の一種で、日本語では注意欠陥・多動性障害と呼ばれます。脳の中枢神経系に何らかの機能不全があることでの、脳の機能障害及び発達障害で、明確な原因があるということではなく、複数の要因が複合的に絡み合うことで脳の機能の発達や成熟に偏りが生じる障害であると考えられています。

長い間、ADHDは子どもの病気であると考えられていました。しかし近年では「大人のADHD」という言葉も浸透しつつあり、子どもだけの病気ではないことが認知され始めました。日本においては、小児全体の5~6%・成人では3%前後がADHDだといわれています。

症状と診断

ADHD診断の定義は、「年齢や発達に不相応な注意力や落ち着きの欠如・衝動性などがあり、生活に悪影響を及ぼす形で症状が継続していること」とされています。診断は、本人や家族への問診を踏まえた行動評価に基づいて行われることが一般的で、必要に応じて脳波検査や知能検査、血液検査、頭部画像診断などを行い、判断していきます。

子どものADHDは、突発的な攻撃性や落ち着きのなさに悩まされる人が多い傾向にあります。イラストや図を使って「良いこと」と「悪いこと」を教えていくことに加えて、自分の気持ちのコントロール方法を見つけていく心理社会的治療が取られます。

大人のADHDについては、何故自分が周囲の人と上手に人間関係を築けないのか、その原因に気づいていない人が多いといわれています。そのためカウンセリングやグループセラピーを通して自分の病気を客観視することも大切な治療のプロセスです。

ADHDは、脳内の神経伝達機能に問題がある人が多いといわれています。
ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が不足し、分泌の調整の統制が取れていないことが原因で様々な衝動的な行動が引き起こされているケースがあります。

そのため、薬剤治療では脳内物質の働きを強める作用を持ったものや、受容体を刺激して神経の伝達機能を改善する作用を持ったものなどが処方される傾向にあります。しかし、体質によっては服薬により食欲減退・嘔吐・不眠・頭痛といった副作用が起こるリスクがあります。

ADHDの治療

ADHDと一言でいっても、症状には個人差があります。そのため、患者本人や周囲の人がどのような症状に困っているのかという部分に重きをおいて治療計画が立てられます。一般的には、心理社会的治療と薬物治療が並行して行われます。

心理社会的治療

臨床心理士によるカウンセリングやソーシャルスキルトレーニングを行い、対人関係を上手く構築できるよう学ぶ。本人だけでなく、配偶者や両親など身近な人に対して「ADHD患者との接し方」を指導する場合もある。

薬物治療

脳内のホルモンバランスを調節する薬が用いられる。これにプラスして精神安定剤や抗うつ薬などが処方されるケースや、漢方薬で様子を見るケースなどもある。

ADHDに期待されるCBDの効果

大麻製剤は、ADHDの治療に中程度以上の効果が望めると期待されています。
製剤というと主な成分はCBDとTHCですが、ADHDの治療により適しているのはCBDです。

ADHDの持つ様々な特性の根本的な原因はドーパミンの伝達機能不全であるという説が有力視されています。CBDには、直接ドーパミン受容体に働きかけを行い脳内のドーパミン作用を高める効果があります。

また、アデノシンやAEAなどCBDが影響を与える他の神経伝達物質の働きを通して間接的にドーパミンの分泌量を増加させる効果もあります。注意欠陥に関係する脳の部位は偏桃体と海馬で、CBDの作用標的であるCB1受容体が非常に多く存在していて、CBDを摂取することで偏桃体と海馬が刺激され、活動が正常化されるのではないかと期待されています。

CBDを使った治療開始に期待したい

CBDのもつ抗不安作用もADHDの精神状態の安定に効果を発揮します。ADHDは、治療の終わりがなかなかつかめないことから、薬を長期に渡って服薬し続けることでの二次障害や薬への依存などが懸念されます。その点、CBDは摂取することで何かしらの副作用が起きることもなければ依存性や二次障害の危険性も一切ありません。CBDを主成分としたADHD患者向けの新薬の開発が期待されています。

CBDのもつ「ドーパミンの分泌量増加」「小脳への働きかけ」「抗不安作用」といった様々な効果が、ADHDの治療に有効的に作用すると考えられています。ADHDとCBDに関する研究は世界中でも積極的に取り扱われており、多くの研究者がその忍容性が良好であると認めています。日本国内でも、CBDを使ったADHD治療が始まることが期待されます。

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