CBDについて知る

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大麻の依存性と他の嗜好品の依存性

日本で大麻が禁止薬物に指定されている理由の一つに「依存性」があります。他の嗜好品と大麻の依存性を比較し、薬物依存について考えてみましょう。

依存症とは

特定の薬物や成分に対する強い依存症状があり自己の意思で離脱することができない状態のことを依存症と呼びます。WHO(世界保健機関)が定義する国際疾病分類(ICD-11)によると、依存症と診断する定義は以下の通りです。

依存症とは、特定の薬物を繰り返し濫用したことにより生じる脳の慢性的な異常状態のことです。使用を止めようとする意思が働く一方で、その薬物を求める意思も強く働き、自己をコントロールすることができずに濫用を繰り返してしまいます。日本で診断されることの多い依存症は、アルコール・薬物・ニコチン・カフェイン・ギャンブルなどです。他にも、窃盗や自傷行為・過食・借金・恋愛・ゲーム・スマートフォンなども非物質系の依存症として診断されるケースがあります。

依存性の種類

様々な物質や成分が持つ依存性について比較してみましょう。
世界にはいくつもの依存性に関するデータや指標があり、細かい部分に相違がみられることもありますが、依存性という部分だけにフォーカスして見てみると、下記のような順で依存度を示すことができます。

依存性がある薬物や物質に対して、どれほどの強さの依存性があるのかを測るための研究データは世界中に数多く存在します。多くは動物実験をベースに行われ、対象の物質をどの程度欲求するのか・自発的摂取行動の強さはどの程度なのか・投与後の中枢神経作用の発現などを総合的に視て指標が作られます。

研究の中には人間を対象としたものもあり、実際に依存症となってしまっている人に同じような治療をした時の薬物解離度合いなどを参考に作られた指標もあります。こうして見てみると、国内で嗜好品として認められている煙草(ニコチン)やお酒(アルコール)、処方薬として認可されているベンゾシアゼピンなど、私たちの生活の身近にある様々な成分が大麻よりも高い依存性を持っていることが分かります。

大麻の依存度は、コーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインと同等もしくはカフェインよりも低いとされており、依存性という部分に注目した場合、大麻を規制する理由としては説得力に欠ける部分があると言えるでしょう。

薬物依存とCBD

依存症とはドーパミンの分泌異常から起こる現象です。
ドーパミンとは快楽物質とも呼ばれ、ストレスを抱えた状態では分泌が抑制されます。抑制された状態が続いた後に快楽を得ると、溢れるように過剰分泌され高い興奮感を得ることになります。

脳がこのドーパミンへの耐性をつけより強い刺激を求めることが依存症の始まりと考えられています。CBDは、依存症の改善に効果があるというデータがあり、実際に医療用大麻が容認されている地域においては薬物依存の治療にCBDが使用されるケースがあります。

これはCBDが脳内のドーパミン受容体に直接作用することができ、ドーパミンの分泌量をコントロールできるからです。脳内のドーパミン作用を高める働きがある一方で、過剰な分泌に対しては生産を鎮めるよう働きかけることができます。また、CBDのもつ抗不安・神経保護も依存症の治療に高い効果を発揮すると考えられています。

日本ではまだまだ大麻というと違法薬物であるというイメージが強く、CBDに対する依存性を心配する声も多く聞かれます。実際、大麻草にもニコチンやアルコールより圧倒的に低いものではありますが、ドーパミンを過剰分泌させることでの依存性というものがあります。

しかしこれはTHC(テトラヒドロカンナビノール)というカンナビノイドが持つ働きの影響であり、CBD(カンナビジオール)によるものではありません。大麻草の依存性が低いのは、THCの働きに対してCBDがドーパミンの生産抑制という真逆の働きをもたらすためであると考えられておりCBDを単体で摂取することでの、薬物依存を発症するリスクはありません。

CBDに依存性は低い

大麻草は、現在国内で許容されている嗜好品と比べて依存性が低いとされています。また、大麻草に含まれるCBDには依存性がなく反対に依存症に対して一定の治療効果を持つとも考えられています。
依存性が低いといった点を踏まえ、今後日本の大麻に関わる法規制がどのように変化していくのか注目です。

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