CBDについて知る

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粗悪なCBD製品による健康被害相談

CBDの薬理効果に対する認知度が広がりを見せる中、問題となっているのが粗悪なCBD製品による健康被害です。質の悪いCBD製品を摂取することで、身体にどのような悪影響がでるのか・粗悪なCBD製品とはどのようなものなのかを解説していきます。

相談件数は増加傾向


消費者庁では、国民が消費者トラブルで困った時の相談窓口を設置しています。
各都道府県に設置された消費生活センターや消費生活相談窓口では、相談受付の他、注意喚起のために相談内容や問題があった製品などの情報開示を行っています。

東京都の消費生活総合センターによると、CBDに関する相談件数は年々増加しています。消費者庁の事故情報データバンクや各都道府県の生活センターのホームページでは、CBD製品に関する様々な健康被害相談を公開し注意喚起を促しています。

公開されている具体的な相談内容は上記のようなものが多く、CBD製品の中でも特にリキッドを吸引する電子タバコタイプの商品に関する被害が多く見受けられました。
上記以外にも、口渇・吐き気・頭痛・下痢といった症状が出たとの情報も公開されています。

海外では、粗悪なCBD製品による被害として意識喪失・幻覚・不整脈といった健康被害の報告があげられている他、CBDとTHCが配合されたベイプ用リキッドで死亡事故が多発した例もあるなど、日本よりも重篤な被害が多く報告されています。

消費生活センターとは?

消費生活センターや消費生活相談窓口では、生活の中での購入・契約など様々な消費にまつわる幅広い相談を受付しています。消費生活相談員、消費生活アドバイザー、消費生活コンサルタントなど資格を持った相談員や、それに準じた専門知識・経験を持つ相談員と話をすることができ、トラブル解決やメーカー側への働きかけの方法などのさまざまなアドバイスを受けることができます。

CBDに関しては、個人売買や海外メーカーとのやりとりなど、直接売り主と話をすることが難しい状況に立たされた消費者の方が、消費生活センターを通して解決に向けて動いていくケースが多いようです。

健康被害が出る原因

原料となる麻が汚染された土壌で栽培されることや、栽培過程で毒性の高い農薬を大量に散布することで、抽出した成分にも身体に害となる重金属や化学農薬が含まれることがあります。重金属は有害ミネラルとも呼ばれ、鉛・ヒ素・ドリン材などが体内で蓄積されることにより、アレルギー反応・化学物質過敏症・頭痛・吐き気など様々な疾患や症状の原因となります。
また、抽出工程で使用された化学物質が取り除かれないまま製品化されてしまうケースもあります。化学溶剤も重金属や農薬と同様に人間の身体には毒性が強く、摂取し続けることで健康被害をもたらすことになるでしょう。

近年増えてきている電子タバコタイプのCBD製品で気を付けなければならないのは、「ビタミンEアセテート」「プロピレングリコール」など、加熱することで毒性をもつ添加物についてです。
ビタミンEアセテートとは、化粧品などに使われるビタミンEの誘導剤です。経口摂取や肌への塗布での有毒性はなくサプリメントとしても活用されています。
アメリカでは、ビタミンEアセテートを含んだCBDリキッドを加熱吸引したことによる死亡事故が多発し、販売停止になったメーカーもあります。その後、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)は、ビタミンEアセテートの加熱での肺毒性を認め、電子タバコの成分に適さないと注意を促しています。

プロピレングリコールは、有機化合物を溶かす特性があるため食品や医薬品の添加物として広く使われています。こちらも、高い温度で加熱することで発がん性をもち人体に害のある形に変化します。プロピレングリコールの吸引を原因としたがんの発症という直接的な因果関係はまだ認められていませんが、長期の喫煙での安全性についても保証されていないというのが現状です。

信頼できるCBDメーカーを選ぶ

CBD製品で健康被害が出る原因は、CBDが身体にとって有害だからということではありません。
世界では、医薬品として認可する国も数多く存在するほど安全性の高い物質で、その安全性についてはWHO(世界保健機関)も認めるほどです。
今回紹介してきたような健康被害が出てしまう原因は、原料である麻の栽培環境や製品を作る過程に問題があります。粗悪なCBD製品を掴まされないようにするためには、消費者側が安全性の高い製品を提供する社会的信頼のあるメーカーを見極める必要があります。

見極めのポイントとなるのはこちらの4点です。日本国内では違法とされるTHCという成分を含んでいないことや、重金属・残留農薬のチェックなどを検査機関できちんと行っていることを確認しましょう。
同時に、原料となる麻がどのような環境下で栽培されているのかが公表されていると安心です。近年では、オーガニック栽培を徹底するメーカーが増えてきています。
個人売買や海外メーカーとの直接のやりとりでは、連絡がつかなくなる・言語が異なり意思疎通が上手くいかないなど後々のトラブルになりかねませんので、注意が必要です。

CBD製品は正しい目で選ぼう

CBD製品の需要の高まりにあわせるように、粗悪なCBD製品の流通被害も増えています。パッケージやSNSだけでは、粗悪な製品を見抜くことは難しいでしょう。第三者機関による検査を行っていること・フリマアプリなどでの個人売買ではないこと・返品や購入後のアフターサービスを受けられるメーカーであることなど、信頼できる販売元からのみの購入にし、安全にCBD製品を使用してください。

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