サプリメントや健康食品は私たちの健康や美容をサポートしてくれる身近な存在です。サプリメントや健康食品は、食品に分類されることから医薬品と比較すると製造や販売の規制はゆるやかですが、オリジナルのサプリメント・健康食品を開発し製造するのは壁が高いといえます。
すでにサプリメント・健康食品ビジネスに参入している場合でも、新しく開発したいサプリメント・健康食品の形状によって、新たに製造許可を取得する必要も出てきます。OEMなら製造許可、設備投資が不要で、OEM開発処方の知識などがなくても、誰でもオリジナルサプリメント・健康食品開発することが可能です。
新しいオリジナルサプリメントを開発したいけれど費用や製造許可の問題から諦めていた、個人で健康食品を開発するのは無理だと思っていた人に、ぜひOEMのサプリメント・健康食品開発がおすすめです。
オリジナルサプリメントや健康食品を販売することはできる?
サプリメント、健康食品をオリジナルで開発し販売することは、可能です。しかし、現実的にはコストの高さが問題になります。とくに製造費用コストが大きいことです。これから製造設備を整えるとなると莫大な費用が発生するのは、想像がつくでしょう。
また、万が一製造したサプリメントや健康食品から健康被害が出てしまった場合は、補償問題を避けては通れません。サプリメントや健康食品は、直接口にするものですから、厳しい安全管理体制とその責任が求められます。
サプリメントの製造販売にどんな許可が必要?
基本的には、オリジナルサプリメントを開発して健康食品ビジネスに参入することに認可や許可は不要ですが、製造となると別です。サプリメント・健康食品は食品に該当するため、製造したいサプリメントの形状により定められている製造業の許可が必要になります。
とくに錠剤タイプや、中身に原料を充填するカプセルタイプなどは、製造工程管理、原料の安全性の確保が、より厳しくなっています。
オイル状の原料を充填したソフトカプセル。
例:肝油、ビタミン系、経口摂取するオイル(CBDティンクチャ―オイル)など。
水に溶かして飲む粉末タイプ、一般的に水で飲む顆粒、錠剤、ハードカプセルなど。
美容ドリンク、発酵酵素ドリンク、精力剤ドリンクなど。
製造工場に関する認証制度
製造工程の管理方法として製造工場では、認証を取得している、認証に準じて製造をしている場合もあります。商品の品質を保証するものではありませんが、安心のためには徹底した製造工程の管理が求められます。
サプリメントや健康食品に関係する法律
サプリメント・健康食品は食品に分類されるため、製造から商品の表示事項まで食品と同じ法律が関係してきます。
サプリメントや健康食品を取り扱うのに知っておかなければならない法律をチェックしてみましょう。
食品衛生法
日本で国民が安全に飲食できるように、必要な規制や措置を決めて、飲食によって起こり得る危害を防止する法律。医薬品、医薬部外品を除くすべての飲食物が対象。
食品表示法
食品表示法は、消費者が安全で身体によい食品をわかりやすく選べるように、食品の安全性や機能性に関する表示について定めている。
原産地、原材料、栄養成分、添加物、アレルゲンの有無、遺伝子組み換え、製造会社名などの表示につての法律。
健康増進法
国民の健康維持、疾病予防、栄養改善などを目的に制定された法律。
受動喫煙の防止も含まれ、望まない受動喫煙をなくすという考え方が重要となっている。
トクホと呼ばれる特定保健用食品も健康増進法に含まれる。
医療品医療機器等法
サプリメント・健康食品が医療品ではないことを明確にする法律。
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品の品質や有効性、安全性を確保し、保健衛生の向上を図ることを目的にしている。
景品表示法
消費者が商品やサービスを安心して選べるように、広告で誇大・虚偽表示や過大な景品の提供などが、行われないよう規制する法律。
消費者を騙すような表示を禁止している。
特定商取引法
事業者による違法・悪質な勧誘行為等を禁止し、消費者の利益を守ることを目的としている法律。
対象となる取引は、訪問販売、通信販売、電話勧誘販売、連鎖販売取引、特定継続的役務提供、業務提供誘引販売取引。
オリジナルサプリメントをOEMで開発するポイント
オリジナルサプリメントや健康食品をOEMで開発する際に、何から考えればいいのか悩みますよね。
順番に一つずつ大切なポイントをチェックしていきましょう。
- 誰に購入して欲しい?ターゲットを決める。
- どんなサプリメント・健康食品を作りたい?コンセプトは?
- どうやって販売する?ネット?店頭?
- OEMの予算は?
- いくらで販売する?
誰に向けたサプリメント?どんな人に購入して欲しい?
サプリメントや健康食品を日常生活に取り入れている人は多くいます。健康・美容意識の向上から、私たちを豊かにするものとして身近な存在です。
しかし、オリジナルサプリメントや健康食品を開発するなら、健康によい、美容によい、流行っているという理由だけでは、せっかくOEMで製造しても販売で成功させることは難しいでしょう。
・ターゲットと考える年齢層の人が気にしていること、課題、興味があることは?
・どんなライフスタイルの人?
・高くても良質なものを選ぶ?コスパを重視?
・どのような場所で買い物をしている?
どんなサプリメントを作りたい?具体的に
どんな人に購入して欲しいか、ターゲットが決まったら、次は、どのような商品をOEMで開発製造したいか、具体的に考える必要があります。摂取する方法、タイミング、外出先でも手軽かどうかなどのライフスタイルに合っているかも大切です。
また、商品のデザインも競合商品と差をつけるのには重要なポイントになります。
OEMで製造したサプリメントの販売方法は?
せっかくオリジナルサプリメントをOEMで開発製造しても、売れなくては意味がありません。どんなに良い商品を完成させても、商品を欲しいと思っているターゲットにメリットが届いていなければ、購入につなげることはできません。
商品の良さを伝え、簡単に購入できることが売れるサプリメントになるポイントです。申し込み方法もターゲットによってインターネットがよいのか、電話が適しているのか、またサロンやジムを経営している場合は店頭が適しているなどさまざまです。
サプリメントのOEMの費用コストはどのくらい?いくらで販売すればいい?
よくOEMでサプリメントや健康食品を開発製造する場合の費用が気になるという声を聞きますが、販売価格を考えてからOEMにかけられる費用について考えるのがおすすめです。OEMで製造し販売するサプリメントの価格の内訳は、大きくOEM製造費用、広告宣伝費、経費、利益の4つに分かれます。
広告宣伝費、経費を引いてから利益をどのくらい得たいのかを考えてみるとOEM製造費用がどのくらいになるかを計算することができます。
また、OEMで開発した商品をどれだけの人数がどのくらいのペースで購入してくれるのかを摂取方法から考えることも一つです。
商品の販売目標を立てて、クリアできるようしっかりと計画を練ることが大切です。
失敗しないオリジナルサプリメントのOEM開発
オリジナルサプリメント、健康食品をOEMで開発する際に、どこにOEMを委託すればよいのか、選ぶポイントをご紹介します。
- 開発したいサプリメントの原料が取り扱われているか
- サプリメントの形状に対応できるか
- サプリメントOEMのロット数が合っているか
- 製造実績、製造工場の品質管理や安全性
OEMなら個人でサプリメントを開発して販売できる!
武内製薬では、サプリメントや健康食品を製造するのに必要な設備が整っています。また原材料についても4,000以上ご用意していますので、コストを抑えながらオリジナルのサプリメントや健康食品を開発して販売することができます。
もちろん武内製薬のOEMなら個人事業主でもオリジナルサプリメント、健康食品の製造を受託いたします。オリジナルサプリメント、健康食品のOEM費用、ロット数、納期などについてお気軽にお問い合わせください。