CBDについて知る
CBDでアクティブな心身を維持するライフスタイル
CBDの二相性を上手に利用する
CBDというと、鎮痛やリラックス感が頭に浮かぶ人が多いでしょう。気分がゆったりして不安が和らぐといった働きをイメージする人も多いのではないでしょうか。
CBDは、摂取する用量によって全く反対の効果をもつ「二相性」という性質を持っています。これを上手に活用することで、身体を活性化させてアクティブな心身を維持する効果を期待することができます。
CBDに限らず、多くの化合物がもつ性質。
CBDの場合、低用量では覚醒作用があり高用量では鎮静作用がある。
朝や日中など活発に身体や脳を動かす時間帯には、CBDを低用量摂取して脳を覚醒させることがおすすめです。CBDには、脳内のドーパミン分泌量の調整に作用するという働きがあります。
ドーパミンとは、情報処理能力や集中力、注意力に大きく関係した神経伝達物質です。CBDを低用量摂取することで、このドーパミンの分泌が活性化され脳が覚醒することで、仕事やスポーツなど目の前のことに集中して取り組むことができるというメカニズムです。
また、脳内の神経伝達物質のひとつであるセロトニンの機能を高めることによる、気分の高揚や気持ちを前向きに保つ効果もCBDの働きの一つです。幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが十分に脳内に存在することで、気持ちのゆとりや心に安らぎが生まれネガティブな感情が少なくなると考えられています。
セロトニンの働きから、CBDには心身をアクティブな状態に保つという働きが認められており、医療大麻が容認されている国では、鬱病やADHDの治療に使われることもあります。
CBDはカフェインよりも身体に優しい
アクティブな心身のために、エナジードリンクや栄養ドリンクを飲んでいる人も多いでしょう。エナジードリンクなどは、カフェインや糖による一時的な血糖値の上昇や覚醒作用などで身体を無理矢理元気にさせるという働き方をしています。そのため、毎日のように摂取しているとカフェイン中毒や糖尿病の原因となることもあります。
CBDは、生体としての機能を高めることでの無理のないアクティブさを維持することができるので、副作用の心配が低いのも特徴です。
・スポーツをアグレッシブに楽しめる身体を保ちたい人
・気怠さや眠気に負けずに仕事に打ち込みたい人
・コーヒーや栄養ドリンクなどのカフェインが気になる人
CBDの使い方
アクティブな心身を維持するためにCBDを使う場合には、摂取量を多くしすぎないよう気を付けましょう。一般的に低用量というのは、体重1㎏あたり0.25㎎~0.3㎎程度かそれ以下を指します。体重が50キロの方であれば、1日12.5㎎~15㎎程度が低用量の目安ですオイルであれば滴数を調節・エディブルであれば半量にするなど調節してください。
朝にCBDを摂取する
一日のスタートには、低濃度のCBDオイルが向いています。長い時間をかけてゆっくりと吸収されていくので、朝食時にCBDオイルを摂取すれば、30分から1時間ほどで徐々に体内で作用し始めます。
経口摂取の場合は6時間ほど効果が持続するので、午前中いっぱいは効果を得られます。
オイルの舌触りなどが苦手な方は、食事に混ぜると違和感なく摂取できます。
余裕がある方は、牛乳やヨーグルトといった飽和脂肪酸を豊富に含んだ食品を一緒とると、吸収率を高めることができます。
日中
人目を気にせずにCBDを摂取できるエディブル商品で、日中もCBDをチャージして午後の活動に備えます。近年の国内CBD市場の傾向を見ると、CBDを高濃度で配合した製品が人気で種類も多く販売されています。二相性の説明として冒頭でもふれましたが、覚醒作用を目的とする場合は高濃度ではなく、低濃度のものを選ぶとよいでしょう。
脳を活性化させるには、咀嚼も高い効果を発揮します。固めグミやバーをよく噛むことを意識して摂取してみてください。
一日の終わりに
翌日また元気に動くためには、質の良い睡眠をとって一日の疲れをしっかりと取り除くことが重要です。そのためにも就寝前は、CBDを高用量で使用して身体をリラックスモードにしてあげることが有効です。CBDの働きにより自然と深い眠りがとれ、翌朝スッキリと目覚められるでしょう。
高濃度で素早く体内にCBDを吸収させるには、リキッドやペンなどの吸入摂取タイプの商品がおすすめです。摂取後数分で効果が発現するので、夜のリラックスタイムにおすすめです。
オンとオフを使い分けよう
CBDのもつ二相性という性質を利用することで、アクティブに活動できる心身を維持することができます。低用量のCBDを朝取り入れることで、気持ちが前向きになるだけでなく仕事にも集中して取り組めるでしょう。
活力ある毎日を送るためには、睡眠をしっかりととって身体を休ませることも重要です。CBDの二つの働きを上手に使い分けて、毎日を楽しく過ごしてください。