OEMなら自分の理想の香りや、ブランドイメージに合うオリジナルフレグランスの香水を製造することが可能です。香水(フレグランス)には、種類によって香りの強さや持続する時間が異なります。
香水(フレグランス)の種類や特徴を解説します。これからOEMで香水(フレグランス)を開発、製造しようと思っている人、必見です!
香水(フレグランス)は何でできている？
香水は、工業用に開発された変性アルコール、精製水(水)、香料で、できています。変性アルコールを精製水で希釈し、香料で香りづけをしています。
香料は、精油、合成香料、動物香料などがあります。
香水とフレグランスの違いは？
香水と似た言葉でフレグランスがあります。香水とフレグランスの違いはあるのか、疑問に思うことがありますよね。香り製品の全般を指すのが、フレグランスです。フレグランス製品のなかでも、特に香りの濃度が濃いものを香水と呼びます。
しかし、フレグランスも香水も同様に使われていることから、区別をする必要はありません。
香水(フレグランス)は化粧品なの？
結論からお伝えすると、香水は、化粧品に該当します。化粧水は、うなじ、頭髪、手首、足首など、直接肌に付けるものです。身体の一部に付けて使用することで化粧水として扱われます。
香水をOEMで開発、製造する場合には、化粧品のOEM製造ができる委託先を選ぶ必要があります。
香水が化粧品ではなく雑貨に該当するケース
身体に直接つける香水は、化粧品に該当しますが、フレグランス製品はのなかには、空間をフレグランスで演出する製品もあります。身体に直接つけて使用しないことが前提になっている製品は、化粧品ではなく、フレグランス雑貨として扱われ、薬事法(薬機法)の規制を受けません。
OEMで製造可能な香水(フレグランス)の種類や特徴
香水(フレグランス)をOEMで開発、製造をするなら、香水(フレグランス)の種類や香りの強さや持続時間などの特徴を押さえておきましょう。
香水(フレグランス)は、変性アルコール、精製水、香料で作られていますが、賦香率(ふこうりつ)と呼ばれる、香料の割合によって、フレグランスの香りの濃度や持続時間が異なります。
賦香率が低い:フレグランスの濃度が低く、香りの持続時間が短い
最もフレグランス濃度の高いパルファム(parfum)
フレグランスの持続時間:5～7時間
パルファムは香水のなかで、最もフレグランス濃度の高い香水で1滴で十分楽しめます。
フレグランスが持続するので、付け直す必要がないのが特徴ですが、軽く香るフレグランス香水の人気が高まっている近年では、OEMでパルファムの香水を開発、製造する場合、ターゲットを香水の上級者向けにするのがおすすめです。
深みのあるフレグランスのオールドパルファム(eru de parfum)
フレグランスの持続時間:4～5時間
オールドパルファムは、ややフレグランスが強めで香水らしい深みのある香りが特徴です。
プライベートで華やかさを演出したい時におすすめです。オールドパルファムは優雅さを感じる香水をOEMで開発、製造したいと考えている人に向いている香水です。
カジュアル使いにおすすめオードトワレ(eau de toilette)
フレグランスの持続時間:3～4時間
適度なフレグランス濃度で、濃すぎず、TPOを問わず使いやすいとされているオードトワレは、使いやすい香水としてOEMでも人気です。フレグランス時間が3～4時間程度なので、一日中香水のフレグランスを楽しみたいのなら、付け直す必要がありますが、香水としてのフレグランスをみにまといつ、つけ過ぎによる香害のリスクが低いことはメリットといえるでしょう。
リフレッシュにもおすすめオーデコロン(eau de cologne)
フレグランスの持続時間:1～2時間
フレグランスが薄く軽いオーデコロンは、オフィスでも使いやすい香水といえます。仕事中に好きなフレグランスに包まれたら気持ちも上がりますよね。また、湿度が高く汗をかきやすい夏にもおすすめの香水です。オーデコロンは日常使いをコンセプトにしたに香水をOEMで開発、製造したい人におすすめです。
最もフレグランス濃度の低いオーデサントゥール(eau de senteur)
フレグランスの持続時間:1～2時間
まるで洗いたての髪のように、ほのかに香るのが特徴のオーデサントゥールは、香水のなかで最もフレグランス濃度の低い香水です。オーデサントゥールは、アルコールを使わずに精製水と香料で製造することも可能なことから、肌がデリケートな人からも人気です。(すべての人にトラブルが起きないわけでは、ありません)
香水OEMで人気のフレグランス!代表的な香りの系統
フレグランスには、香りの系統があります。どんなフレグランスの香水をOEMで開発、しようか考える際に、ぜひ参考にしてくださいね。
女性に人気!フローラル系フレグランス
ローズやジャスミンなどの花の香料を使用したフローラル系のフレグランスは、女性に人気の香水です。華やかで優しい印象のあるフローラル系の香水をパートナーにつけて欲しいと思う男性も多いようです。
ユニセックスなウッディ系フレグランス
サンダルウッドやシダーウッドの香りが人気のスパイシーなウッディ系フレグランスは、セクシーさがあり、男性から人気を集めています。また、甘い香りが苦手な女性にも選ばれています。
香料で使用する樹木の種類によって、男性に人気なフレグランスになるのか、女性からも好まれるユニセックスな香りになるか、雰囲気を変えることができます。
誰からも好まれるシトラス系フレグランス
爽やかなフレグランスのシトラス系(柑橘系)フレグランスは、スッキリとしたレモン、オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモットなどの香りで、誰からも好まれる香水です。
シトラス系の嫌味のない果実の爽やかで甘い香りは、年齢問わず人気です。
ナチュラルでクールな印象のグリーン系フレグランス
緑を感じるグリーン系のフレグランスは、植物の癒しを感じるようなナチュラルな香りです。リラックスやリフレッシュにもおすすめです。甘さがないキリっとしたグリーン系の香水は、クールな印象を与えます。性別を問わないユニセックスなフレグランスををコンセプトとしている香水のOEMで人気です。
センシュアルなオリエンタル系フレグランス
オリエンタル系フレグランスは、ウッディ系香料、スパイス系香料、樹脂系香料のどれを選ぶかで、香りの雰囲気が異なります。(以前は、アニマル系香料も使用されていましたが、近年では動物保護の観点から、アニマル香料から、合成香料になっています)
香料を組み合わせることで、エキゾチックで重厚感のあるオリエンタル系フレグランスは、特別な日を演出する香水としておすすめです。
OEMで製造できる香水(フレグランス)の形状
OEMで製造できる香水の形状は、スプレータイプ、ロールオンタイプ、練香水タイプがあります。
香水のOEMやアロマフレグランス雑貨のOEMを小ロットから受託します
武内製薬では、化粧品OEMの製造を受託しているため、香水のOEMも製造可能です。
オリジナル調香で、香水やアロマフレグランス雑貨のOEM開発は武内製薬にお任せください。
