香りを楽しみたい人から根強い人気のあるお香。お香とお線香は何が違うのか?お香とアロマはどちらがいいのか?疑問に思う人もいるでしょう。
お香とお線香の違い、お香はお線香の代わりに使用してもいいのか、香りを楽しむならお香とアロマどちらがいいの?気になるお香のことや、お香の効果をご紹介します。オリジナルフレグランスのお香を製造し販売したい方にもおすすめのOEMをお伝えします。
お香とは
お香というと格式が高い、少し難しそうなイメージがありますが、そんなことはありません。お香は部屋で香りを楽しむルームフレグランスの一つとしてライトに考えていいでしょう。スティック状のお香がスタンダードで、火をつけて香りを立てて楽しみます。
お香は原料に、伽羅、沈香、白檀などの漢方で使用される木や木の実、葉などを粉末にしています。そのためお香は、重厚感のある香りを感じることができます。そのほかにも、アロマで愛用する液体の香料を混ぜ合わせることもあります。
お香が発祥の国はどこ?
お香は、バミール高原が発祥とされ、その後インドに伝わり、中国で仏教の布教ともに広く伝わったといわれています。
日本でのお香の歴史は古く、推古5年(飛鳥時代)に、現在の淡路島に流れ着いた流木を薪にして火をくべたところ、よい香りがし、驚いた島民が聖徳太子に献上したと、日本書紀にも記されています。
奈良時代には、お香は今のような形状ではなく、仏前を浄め、邪気を払う供香として火に直接くべられていたようです。香りを楽しむのではなく、宗教的な意味で使用されていたと考えられています。
平安時代に入ると、貴族のなかで香りを楽しむ、薫物、移香が生まれ、時を経て、江戸時代頃から庶民にもお線香という形で広がっていったようです。
お香とお線香の違いは?お香をお線香代わりにしてもいい?
お香には、焼香、匂い袋、練香、塗香など広い範囲が含まれています。一般的なお香は、スティック状になっており、お線香と何が違うのか疑問に思い人も多いのではないでしょうか。
実は、線状(スティック)のお香を線香と呼びます。お線香として、お香として販売されているか、細かな製造方法が異なるだけで、香りを楽しむものとしてお香もお線香も同じものになります。
お香をお線香の代わりに、お仏壇にお供えしても問題ありません。故人の好きだったお香をお線香代わりにしたら喜ばれるかも知れませんね。
お香とアロマの違いは?どちらがいいの?
- 原料の違い
- 香りの広がり方の違い
- 使い方の違い
自宅でルームフレグランスや、気分転換に香りを楽しみたいとき、お香とアロマのどちらがいいのか?気になりますよね。お香とアロマは、どちらも香りを楽しむのにとても素敵なアイテムです。好みで選ぶとをいいでしょう。
原料の違い
お香は、香木や漢方などで使われる木の実や、葉、茎、蕾、スパイスなどを粉末にした後に、固形化して形成しますが、アロマは、草木や鼻、樹皮などの自然由来の植物から抽出した揮発性のオイルを原料にしています。
お香もアロマも、商品によっては、化学香料やオイルなどが混ぜられて製造されているものもあり、さまざまなタイプがありますが、お香とアロマでは、原料が違います。
香り広がり方の違い
お香とアロマでは、香りの広がりからが違います。アロマは液体なので、低い温度でも香りが広がりやすいのが特徴ですが、お香は、火の高温によって香りが広がっていきます。お香ならではの香りとして、重厚感のあるボトムノートを楽しむことができます。
- トップノート
- ミドルノート
- ベース(ラスト)ノート
- ボトムノート
5~15分ほど香る/最初に広がる、爽やかで軽い香り
30分~2時間ほど香る/中心となる、華やかな香り
2時間以上香る/深みと温もりのある香り
ベースノートより重厚感があり、火を通さないと出ない香り
使い方の違い
お香は、基本的に火で加熱して香りを楽しむため、ゆっくりと香りが広がっていき、一定の強さになります。香りが強いため、カーテンなどにお香の香りを移して楽しむこともできます。
アロマは、揮発性なので香りの広がりが早く、次第に香りが薄くなっていきます。アロマは、急な来客時など、急いで部屋の香りを変えたいときにおすすめです。また、使用方法が多いのも特徴です。
お香にはどんな効果がある?

- リラックス
- 浄化
- 消臭
●リラックス
お香には、交感神経の働きを抑え副交感神経が優位になることで、リラックス効果や癒しの効果があると期待されています。ゆったりと漂うお香の煙を目にするのもおすすめです。ヨガや瞑想をする際にお香を使っている人も多くいます。
●浄化作用
古くからお香は、空間を浄化するために使用されていました。宗教的意味合いを持っていたと考えられていることから、お香の香り、火、煙によっって邪気を払う効果があるといわれています。
●消臭効果
お香を使用することで、気になる臭いの元を絶つことはできませんが、お香は、香りが長く続き、カーテンや布製のソファーやクッションにも香りを移すことができるので、生活臭などを抑えてくれるでしょう。
オリジナルのお香を小ロットからOEM製造が可能
●オリジナル調香のお香
●試作品で満足のいくお香を開発できる
●小ロットからお香のOEM製造が可能
●全国対応可能
武内製薬では、オリジナル調香で世界に一つだけのお香をOEMで開発することが可能です。お香のOEMは、最小ロット5㎏(約15,000本)から受託いたします。
またアロマ雑貨、フレグランス雑貨、香水、入浴剤のOEMも小ロットから受託しています。オリジナルのフレグランス商品を開発したいとお考えの人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。









