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犬のノミ・ダニはシャンプーで取れる?調べ方や駆除方法ペット用品のOEM

散歩で楽しそうにしている愛犬の姿を見ると幸せな気持ちになりますよね。
散歩で外に出る犬は、ノミやダニが付きやすく普段から飼い主が注意をして、様子を見てあげる必要があります。

犬がノミやダニが付いているかどうか調べる方法や、刺されるとどんな症状が起こるのか、どのように対処したらいいのかをご紹介します。

犬にノミ・ダニが付く原因とは?

犬の体には、大量の毛が密集しています。私たち人間が衣服で体温を調整したり、外部からの刺激から身を守るのと同様に、犬は体毛で自分の体を守っています。

愛犬を撫ででいたりブラッシングをしている時に、何か小さな異物がある、何かが動いた気配がする、何か飛び跳ねた!という経験はありませんか。その小さく動く異物が、ノミやダニです。ノミやマダニは一ヶ所に定着せずに、犬の体中を動き回っています。

犬にノミやダニがつき、寄生する最大の原因は、散歩だと考えられています。草木に生息しているノミやダニが散歩中の犬の毛に付き、犬の体に寄生します。犬の体に付いて室内に侵入してきたノミ・ダニが卵を産み、家の中で孵化をし増殖することもあります。

もちろん、ノミ・ダニは犬にだけ寄生するわけではなく、飼い主が散歩中に愛犬と一緒に草木が多く茂っている場所に立ち入れば、ノミ・ダニがつく可能性も大いにあります。

また、室内の換気が悪い、カーペットやソファー、掃除が行き届いていなく髪やフケ、ホコリが溜まっている部屋の隅などは、ノミ・ダニの幼虫が繁殖するのに好条件の場所になるので、ていねいに掃除をするように心がけることも大切です。

犬に寄生するノミ・ダニの種類や特徴とは?

ノミ・マダニは繁殖力がとても強いので、一匹見つけたら数百匹いると考えられます。飼い主として愛犬を守るためにチェックしておきましょう。

ノミの特徴

    • イヌノミ、ネコノミ

ノミの大きさは約1.5~3mmと小さく見つけるのが難しいのですが、ノミはぴょんぴょんと飛び跳ねるのが特徴なので、犬の体に触れているときにノミが寄生していることに気づくケースが多いでしょう。

ノミは、暖かい季節に活動的になりますが、季節を通さずノミが犬について寄生する可能性は大きいので注意しましょう。ノミは一日に約20個の卵を産み、一生で産卵する数は約400個といわれています。

ダニの特徴

    • マダニ、イヌミミヒゼンダニ、ニキビダニ、イヌセンコウヒゼンダニ

ダニはマダニと呼ばれる種類で、足が8本あるのでクモの仲間で800種類以上あるといわれ、日本国内には10種類くらいのマダニが生息しています。
マダニの体長3~8mmと小さいですが、マダニは犬の体から血を吸うと約10倍の大きさになるので、犬にダニが付いている場合は、目で見て分かりやすいでしょう。
マダニの繁殖力はダニより強く、1ヶ月で3,000匹増えるといわれています。

犬にノミ・マダニがついているか調べるには?どんな症状?

犬がノミ・マダニに噛まれたり刺されたりする際に、分泌液によるアレルギー反応で強い痒みが出て皮膚をかきむしり、ひどい皮膚炎になってしまったり、小型犬や子犬の小さな犬は、吸血されることで貧血を引き起こすこともあります。

犬にマダニがついていたら無理にとってはダメ!

    • マダニによってひきおこされる病気
    • 貧血、皮膚炎、犬バベシア症

犬にマダニがついているかどうかは、マダニが犬についているのを目で確認することもできます。犬につき吸血したダニは小豆ほどの大きさになりますが、目で確認できているのは、マダニの一部に過ぎません。もし、愛犬にマダニがついているのを見つけても、飼い主がマダニを取り除くのはおすすめできません。

無理にマダニを引っ張ると、ダニの頭部が犬の皮膚に残ってしますこともあり、炎症を引き起こす、悪化させてしまいます。また、マダニが犬を噛んでついていない状態でも、犬の体を触り、イボのようにボコッと膨らんで赤くなっている場合は、マダニに噛まれた可能性があるので、マダニがついていてもおかしくありません。
愛犬がマダニに噛まれたと思ったら、すぐに動物病院に連れて行き獣医師の診察、治療を受けましょう。

犬がノミに噛まれた症状

    • ノミによてひきおこされる病気
    • 皮膚炎、貧血、瓜実条虫症(サナダムシ)

犬がノミに噛まれると強い痒みが出て、搔きむしったり噛んでしまい皮膚炎を起こすこともあります。
こんな症状が合ったらノミに噛まれている可能性が高いので、愛犬の様子をチェックしてみましょう。

犬がノミに噛まれているような症状があれば動物病院に連れて行きましょう。
炎症や皮膚の状態に応じて抗生物質の注射をすることもあります。

    こんな症状があったら犬がノミに噛まれているサイン

    • 足で顔、耳、体を頻繁に掻いている
    • 歯で体を噛んでいる
    • 体を強く地面に擦りつけている
    • 肌に赤くブツブツとした点々がある
    • 体毛に黒い大きなフケのようなものが付着している
    • 体毛が薄くなったり、脱毛している
    • 皮膚がジュクジュクしたような炎症を起こしている
      愛犬がノミやマダニに寄生されている場合は、動物病院を受診しましょう。動物病院に受診する前に必ず電話連絡を行い、他のペットにノミやマダニを移さないよう、指示を受けましょう。

犬についたノミを自宅シャンプーで駆除をしてから病院へ

愛犬が痒くて辛そうにしている姿は、かわいそうですよね。動物病院を受診する前に自宅でシャンプーをしてあげるのがおすすめです。

    ついてしまったノミの駆除!準備するもの

    • ノミ取りブラシ(目の細かいコームでOK)
    • シャンプー(ノミ取りようでなくても普段の物でもOK)
    • 愛犬の背中までお湯に浸かれる浴槽や風呂桶
    • タオル(シャンプー用、ドライ用)
    • ドライヤー
    • シャンプー後に使用するブラシ
    • 食器用中性洗剤を入れた容器(ノミ駆除用)
    • シャンプー後の掃除グッズ

見つけたノミは絶対に潰してはダメ!

犬をシャンプーをする前に目の粗いブラッシングをすることで、毛並みが整いやすくなりシャンプーがしやすくなります。ブラッシングをする時は、ノミが飛び散らないようにお風呂場で行うことをおすすめします。ノミを見つけたからといって、ノミを潰すのはNGです。

ノミを潰してしまうと、メスのノミの体内にある卵が散乱してしまうのと、万が一口に入ってしますと、瓜実条虫症(サナダムシ)に感染することもありますので、絶対に潰さないでください。
見つけたノミは、食器用の中性洗剤で駆除することができるので、容器に入れて事前に準備をしておきましょう。

犬についたノミを駆除するシャンプーの方法

シャワーやお風呂が苦手でない犬の場合は、背中まで浸かるぬるま湯を湯舟に張って入れると良いでしょう。苦手な場合は、足元だけでも大丈夫です。ただし、苦手な犬には無理強いせずシャワーだけにしましょう。シャンプーをする際は、ノミ取り専用シャンプーがなくても普段使用しているペット用シャンプーでも可能です。

首にシャンプーの泡でブロックを作る

ノミは水に濡れると必死に動き出します。耳の奥やデリケートな顔にノミが入り込んだら大変です。耳と顔を守るために、首の後ろから首にかけてしっかり毛の根元まで濡らし、泡立てたシャンプーで首をしっかリ洗います。この時には、シャンプーの泡は流しません。

首より上にノミが逃げてこないようにシャンプーの泡でブロックを作るのが目的です。この時点では、洗い流さずしっかり泡立てたシャンプーを首にのせ根元から、肌を傷つけないように洗います。

お尻とお腹をシャンプーする

首周りにしっかりとシャンプーの泡でブロックができたら、次は、犬のお尻とお腹を十分に濡らし、泡立てたシャンプーで洗います。ノミを駆除しやすいように、犬の背中にノミを集めるためです。

背中をしっかりとシャンプーしブラシを使う

首、お尻、お腹と十分に濡らしシャンプーができたら、背中を同様にシャンプーしていきます。水とシャンプーの成分により身動きが取れなくなったノミが背中に集まってきているので、ノミ取りブラシや、目の細かいコームでのみを取り除きます。

ノミの動きが弱くなっていても気絶しているだけなので、また動き出す可能性が高いので、短時間でノミを取り除くようにしましょう。取ったノミは、潰したり放置するのはNGです。事前に準備しておいた食器用修正洗剤の入った容器に入れましょう。

やさしくていねいにシャンプーを進める

コームである程度、ノミを取ることができたら、全身を念入りに洗っていきます。犬の地肌は薄くデリケートなので、傷つけないように指の腹でやさしくあらってあげましょう。

    • 首、耳周り、頭を洗う
    • お尻を洗う
    • 胸、お腹、背中、尻尾を洗う
    • 足を洗う(内もも、足の付け根、指の間も忘れずに)
    • 顔を清潔なガーゼなどで洗う(嫌がる場合は無理強いをしない)

シャワーでしっかり流し洗いをする

ぬるま湯のシャワーで全身をしっかり洗い流します。流し洗いをする時に出てくるノミもいるので、毛の中もしっかりと流しましょう。

シャンプーで二度洗いをする

お湯で溶いたペット用シャンプーで二度洗いをします。一度目と同様に、やさしくていねいに毛の中もシャンプー洗いをして、地肌にシャンプーの流し残りがないようにシャワーで十分に洗い流しましょう。

    • 洗い流すことでノミは、犬の足元に落ちていきます。指の間、肉球の間も最後にきちんとチェックしましょう

シャンプー後にしっかり乾燥とチェック

きれいに洗い流した後は、タオルやドライヤーを使ってしっかり濡れた毛を乾かしましょう。その後、きれいなコームを使いていねいに毛に通していきます。この時点でもまだ、ノミが残っていたら潰さないようにとり食器用中性洗剤の入った容器にノミを入れましょう。

浴室や洗面所の掃除をする

犬をシャンプーした浴室や、ドライヤーをした洗面所などにも駆除した飲みの死骸や卵が落ちている可能性があります。しっかり洗剤で掃除をしましょう。
使用したタオルは、履きするか、よく外で叩いてから浸け置き洗いを済ませてから洗濯機で洗うのがおすすめです。

動物病院でのノミ。ダニ予防も大切

ノミやダニは、年間を通してつきやすく室内犬でも寄生されるリスクはあります。ノミやダニがついて寄生されないためにも、動物病院で予防薬を出してもらうこともとても有効です。

ノミ、ダニの予防薬と日々のブラッシング、定期的なシャンプーで愛犬の体を清潔にし、健康状態を確認するようにしましょう。愛犬に異変を感じた場合は、動物病院を受診しましょう。

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