健康食品・サプリメント

【乳酸菌】サプリメント・健康食品OEM開発

乳酸菌は、腸内環境の改善や免疫機能の向上に役立つと知られていますが、中性脂肪や血中コレステロール値を低下させる働きがあることも、研究により明らかになってきています。

乳酸菌の種類や乳酸菌サプリメント・健康食品に期待されている効果、乳酸菌サプリメントのOEM開発について解説します。乳酸菌サプリの開発は、生菌と死菌により期待する効果が異なるため、乳酸菌サプリメントのOEM処方設計にも差が出てくることから、信頼できるサプリメントOEM委託先を選ぶことが大切です。

乳酸菌とは

乳酸菌とは、炭水化物などの糖類を分解し乳酸を作り出す微生物の総称です。乳酸菌は自然界にも多く存在し、人間の身体に約1,000種類存在するとされている細菌のなかでも、約40種類の乳酸菌があるといわれています。
善玉菌、悪玉菌という言葉を見聞きする機会がありますが、乳酸菌は代表的な善玉菌の一つです。

腸内細菌のバランスが大切

腸内細菌は、善玉菌(有用菌)、悪玉菌(有害菌)、日和見菌(中間菌)の3つに分類されます。割合として、善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1が理想的といわれています。

善玉菌は、腸内環境を健やかに保ち悪玉菌の増殖を抑制。感染予防や有害とされる物質を体外へ排出する手助けをしています。このほかにも善玉菌には嬉しい効果が期待されています。

悪玉菌は、腸内でアンモニア、インドール、フェノール、アミンなどの有害物質を作り、腸内の腐敗を促進、発がん性物質を作り出します。悪玉菌を増殖させないことが大切です。

善玉菌と悪玉菌の中間に位置するのが、日和見菌です。腸内で善玉菌が増えて優勢になると、日和見菌は善玉菌になり、悪玉菌が優勢になった場合は、悪玉菌になります。日和見菌が悪玉菌の味方にならないように善玉菌の量を保つことが大切です。

乳酸菌に期待される嬉しい効果

善玉菌の代表的な存在として知られている乳酸菌には、健康維持や美容効果が期待されています。腸内を乳酸により弱酸性にすることで、悪玉菌の増殖を抑え日和見菌を善玉菌に加勢させることが理由だと考えられます。

乳酸菌というとお腹によいイメージですが、乳酸菌が腸内環境を整えることで、便通の改善や免疫力の向上、美肌などの嬉しい効果に繋がります。

  • 免疫力の向上
  • 腸内環境を整える
  • 便通の改善
  • コレステロール値の低下
  • 生活習慣病の予防
  • アレルギー抑制効果
  • 美肌効果
  • 口腔内フローラの改善
  • 歯周病の改善

健康効果に期待!乳酸菌を多く含む食品

嬉しい効果が期待される、乳酸菌を積極的に取り入れたいですよね。乳酸菌を多く含む食品といえばヨーグルトを思い浮かべる人も多いでしょう。
ヨーグルトは、動物乳に乳酸菌を加え作られています。ヨーグルトに使われている主な乳酸菌は、ブルガリス菌、サーモフィルス菌、ガゼリ菌、ビフィズス菌です。

乳酸菌を増やすのにおすすめな食品

乳酸菌を含む食品を積極的に摂取することだけでなく、乳酸菌を増やす作用を期待できる食品もおすすめです。乳酸菌は、オリゴ糖と食物繊維を餌としています。
普段の食事で、白米に玄米を混ぜる、食物繊維の多い根野菜、海藻類をプラスするなど、無理なく続けられる食生活が大切です。

乳酸菌の1日の摂取量は?過剰摂取するとどうなる?

乳酸菌を摂取することで免疫力の向上や腸内環境も整え、美肌効果も期待できるなら、たくさんの乳酸菌を摂りたいと考える人も多いでしょう。そこで気になるのが、乳酸菌の1日の理想摂取量と、乳酸菌を過剰摂取した場合にリスクや問題点があるのかということです。

乳酸菌の1日摂取量の目安について、決まりはありません。乳酸菌を含む食品の種類によって異なりますが、厚生労働省によると、乳酸菌を含むヨーグルトの場合、1日に200~300が目安としています。

乳酸菌は、体内に入り一定期間を経過すると、腸内から消えてしまいます。そのため、乳酸菌を過剰摂取した場合でも問題はないと考えられています。乳酸菌は、摂取した量が滞在し続けるわけではないので、毎日摂取するのがおすすめです。

問題は乳製品の摂り過ぎによるリスク

乳酸菌の摂り過ぎが問題ではなく、乳酸菌が含まれた乳製品の過剰摂取によることで健康を損なうリスクがあります。乳酸菌が豊富に含まれるヨーグルトやチーズ、乳酸菌飲料には、脂質、塩分、糖質が多く含まれています。

乳酸菌の摂り過ぎに問題がなくても、乳製品の過剰摂取により生活習慣病のリスクが高まることもありますので、適量を守りましょう。

乳酸菌サプリメントがおすすめ

毎日の食事で乳酸菌、食物繊維、オリゴ糖を摂取することを心掛けながら、乳酸菌サプリメントで、手軽に補う方法がおすすめです。乳製品の過剰摂取リスクを下げることにも繋がります。

目的に合わせた乳酸菌サプリメントのOEM開発

乳酸菌にはさまざまな効果がありますが、得られる効果は乳酸菌により異なります。乳酸菌サプリメントをOEMで開発する際は、どの乳酸菌を選ぶかが重要になります。また、乳酸菌の働きを活性化させるための成分を配合したサプリメントの処方開発が可能です。

乳酸菌は大きくブロバイオティクス(生菌)バイオジェニックス(死菌)の2種類に分かれます。生菌だから優れている、死菌は劣っているわけではありません。
それぞれの働きや特徴を活用して、乳酸菌サプリメントをOEM開発します。




乳酸菌ブロバイオティクス(生菌)

乳酸菌ブロバイオティクスは、生きたまま腸に届くため生菌と呼ばれています。腸内を通過する際に乳酸菌を作り、乳酸によって腸内を酸性の環境にすることで、善玉菌が増殖しやすい環境つくりをします。
しかし生菌は、熱や胃酸に弱いため、すべての菌が生きたまま腸に届くのは難しいとされています。また、保管する場合は冷蔵や冷凍が必要になります。

  • 腸内環境を整える
  • お通じの改善
  • 美肌効果

バイオジェニックス(死菌)

バイオジェニックスは、熱や胃酸の影響を受けにくく安定しているのが特徴です。死菌ですが、菌によっては生菌より効果が高まったり、死菌そのものが善玉菌の餌になります。生菌と違い、常温で保管が可能で取り扱いやすい利点もあります。

  • 悪玉菌の増殖を抑制する
  • 免疫力の向上

乳酸菌サプリメントのOEMで考えるポイント

乳酸菌サプリメントを開発する際に、以下の内容を考えていきましょう。
どのような乳酸菌サプリメントをOEMで開発したいか、ターゲット層をどこの当てるのかが大きなポイントになります。

  • どんな乳酸菌サプリメントをOEM開発したいのか
  • OEMで開発した乳酸菌サプリのターゲットは?
  • 乳酸菌の他にどのような成分をプラスする?
  • 乳酸菌サプリメントの剤形は?
  • ロット数やOEM費用は?
  • 乳酸菌サプリメントのパッケージやデザイン

乳酸菌配合の歯磨き粉やオーラルケアのOEMも受託

武内製薬では、乳酸菌サプリメント・健康食品をはじめ、乳酸菌を配合した清涼飲料水・ドリンク、歯磨き粉・オーラルケアのOEM開発も受託しています。

乳酸菌を使用したどんな商品をOEMで開発したいか、お聞かせください。
豊富なOEM実績を基に処方開発から製造までサポートいたします。



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