CBD

合成CBDと天然CBDの違いや特徴を解説【CBDのOEM】

CBD(カンナビジオール)が配合されたCBDオイルや化粧品、食品などが数多くありますが、CBDには麻から抽出された天然由来CBD合成CBDの2種類があります。

天然CBDと合成CBDの違いや特徴、それぞれのメリット・デメリットを解説します。これからCBDビジネスを始めようとお考えの人、OEMでオリジナルCBDを開発、製造しようとお考えの人は、ぜひ参考にしてください。

OEMで人気のCBDとは?

市場でも注目度が高まっている人気のCBDは、麻から抽出された天然成分であるカンナビノイドの一種です。麻から抽出されるカンナビノイドは104種類あるといわれており、研究が進むにつれ、カンナビノイドの秘める効果が解明されています。

カンナビノイドは、麻だけに含まれているわけではなく、オレンジなどの柑橘系の果皮にも含まれています。また、近年では麻やオレンジの果皮以外の、植物にも存在していることが分かってきました。

イスラエルにあるワイツマン科学研究所では、ウーリー・アンブレラと呼ばれる多年草(Helichrysum umbraculigerum)から、カンナビゲロールさん(CBGA)を検出したと発表しています。
参照:Prpject CBD




カンナビノイドとは?どんな作用がある?

CBDなどのカンナビノイドは、人間が生きていく上で必要不可欠な、生体機能や恒常性維持をつかさどるエンドカンナビノイドシステム(ECS)に作用することが、研究により少しづつ解明されています。

カンナビノイドシステムは、内因性カンナビノイドが、私たちの体の臓器、骨、肌などのあらゆるところに存在するカンナビノイド受容体に、CBDが働きかけることで、私たちの健康に作用すると考えられています。

カンナビノイド1(CB1)とカンナビノイド2(CB2)の2つの受動態があります。カンナビノイド1(CB1)は、特に海馬のある脳や中枢神経、脊椎に深く関係し、カンナビノイド2(CB2)は、免疫系と密接に関係しているといわれています。



CBDやカンナビノイドは麻薬なの?

CBDは麻から抽出されていることから、麻薬と誤解されることもありますが、CBDには大麻取締法に抵触するよう麻薬成分は含まれていません。カンナビノイドは別名大麻成分と呼ばれることもありますが、カンナビノイド全てに麻薬のような作用や危険性があるわけではありません。

麻薬、マリファナとされているのは、麻から抽出されたカンナビノイドの一種であるTHCという成分です。THCには、精神活性作用があり、高揚感、依存性などあがあり、人体に悪影響を及ぼします。

    日本国内では、THCは違法であるため、使用、所持、輸入、製造などすべてが法律により禁止されています。

海外ではCBDを治療に役立てている

CBDには、精神活性作用や依存性がないため、安心して活用できるカンナビノイドとして注目を集めています。CBDに期待されている作用として、リラックス作用、免疫力の向上、神経系の調節が挙げられており、海外ではCBDが治療にも用いられていることもあります。

現在の日本では、CBDは医療行為に使用するものではなく、食品、サプリメント、化粧品に配合され、私たちの生活をより豊かにする存在として人気です。

合成CBDとは?

CBDが私たちにもたらすメリットの多さから、世界中でCBDに関する研究が取り組まれています。本来CBDは、麻から抽出した天然成分ですが、人工的に作り出すことも可能になりました。

合成CBDは半世紀ほど前に開発され、有機化合物をもとに、媒体反応を行うことで化学合成CBDを作り出します。また、酵母菌に麻由来の遺伝子を組み込むことによって、CBDを人工的に作り出す技術も進んでいます。

天然CBDと合成CBDに違いはある?

天然のCBDと合成CBDに違いはあるのでしょうか。どちらのCBDも化学式は、C21H3002で、構造は、ほぼ同等であるとされているため、期待されている作用も大差がないと考えられます。

しかし、合成CBDを製造する工程で100%完全でない場合、合成CBDの構造は、天然CBDと誤差が生じる可能性が否定できません。そのため、天然CBDと合成CBDは全く同じものであるとは、言い切るのは難しいのかも知れません。

天然CBDの特徴

天然のCBDは、麻から抽出された天然の植物由来です。人工的な手が加えられていないので、ナチュラルで、より高品質なCBDを求める人に好まれています。

また多くの研究機関により対象とされているのが天然のCBDです。CBDの効果を期待する人も天然CBDを選ぶ人が多い傾向にあります。

天然のCBDは、麻の茎や種子から抽出しています。麻薬のような作用のあるTHCは、麻の花や穂、葉、根から抽出しているので、CBDとTHCは別の物ですが、なかにはTHCがわずかに混入してしまう可能性も否定できません。

そのため天然のCBDを使った、オリジナルのCBD商品を開発する場合は、信頼できるOEM先を見つけることが何よりも大切になります。

合成CBDの特徴

化学合成CBDの最大の特徴は、麻を使用していないことです。そのためTHCが検出されるリスクがありません。

ただし、合成CBDは人工的に作られていることから、天然CBDと同等の品質を得られるかどうかは、不確かです。また、多くの研究機関で使用されているのは、天然CBDです。そのため、合成CBDの安全性については、まだまだ検証に時間がかかるででしょう。

合成カンナビノイドHHC・HHCHは指定薬物

  • THCを化学合成したHHC
  • THCHを化学合成したHHCH

合成で作られるのは、CBDだけではありません。植物の麻に含まれる天然カンナビノイドであるTHCを化学合成したHHCや、THCHを化学合成して作られたHHCHは、指定薬物です。

    指定薬物の輸入、製造、販売、購入、所持、譲受、使用を禁止し、違反した場合は3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金、又はその両方が科せられます。


CBDビジネスは武内製薬にお任せください

武内製薬では、高品質な天然CBD原料の輸入から、CBDアイテムのOEM処方開発、製造、パッケージデザイン、リーガルまで一貫して行っています。

武内製薬のOEMで使用するCBD原料は、日本の法令をクリアし第三者機関での検査に合格した天然のCBDのみを使用しています。また、CBD原料を輸入する時点でTHCフリーであることを確認しており、OEM製造後も製品の検体を検査機関に送り、製品にもTHCが含まれていないことを責任をもって確認しております。


CBDのOEMを小ロットから受託

CBDオイル、CBD水溶性スティックパウダー、CBDグミ、CBDキャンディー、CBDリラクゼーションドリンク、CBD配合化粧品・入浴剤、CBDクリームやCBD配合のペットケア用品等、オリジナルCBD商品の開発をサポートいたします。お打ち合わせはWEBでも可能です。お気軽にお問い合わせください。







武内製薬のOEMでプロテイン商品を開発製造したお客様事例

TOP